流通/小売の用語集

■用語

SKU

在庫管理を行う場合の最小の分類単位で、アイテムを、さらに色・形状などの違いで分類したもの。

ABC分析

商品の売れゆきごとに、「上位(A)」、「中位(B)」、「下位(C)」に分け、対策を検討する分析、商品管理の手法。

Zの法則

人の視線の動かし方は、Zを描くように、左上、右上、左下、右下・・・と動いていくという考え方。チラシ等、誌面を構成する際に用いられる

アイテム(品目)

在庫管理を行う場合の分類単位で、SKUより大きいもの。サイズ、色は異なっても同じ製品であれば、同一品目として扱う。集合単品とも

アンテナショップ

自治体や企業が、製品の紹介や消費者の反応把握しマーケティングに活かすことを目的として開設する小売店舗。実験店舗的な性質を持つものも多い。

エブリデイロープライス(EDLP)

期間限定の安売りをせず、「すべての商品が毎日安い」価格戦略のこと。メリットは、顧客に特売待ちの買い控えが起こらないこと、広告費が削減できること。反面、低価格販売を行いつつ利益を確保するために、徹底した売上原価低減等の施策が不可欠となる。

買回品 (かいまわりひん)

比較的高価でいくつかの店舗をまわって比較、検討する商品のこと。

関連: 最寄品 専門品

カニバリゼーション

企業による新製品の市場投入、また売場での展開の行き過ぎなどによって、自社の他商品の売上を侵食してしまう現象のこと。

核店舗(キーテナント)

テナントのうち特に知名度が高く、占有面積や集客力が大きい企業・ブランド店・レストランなどのこと。施設自体への集客力をも左右することから、最も大切な借り手とされる。

カテゴリーキラー

特定の分野に商品を絞り込み低価格販売をおこなう大型店舗のこと。

関連: パワーセンター

欠品

顧客の望む品物がその店になく、要望どおりの注文に応じられないこと。在庫切れ、品切れとも

ゴールデンライン

床から85cm以上~125cmの高さで消費者が最も商品に触れやすい場所。

購買心理過程の8段階 (こうばいしんりかていの8だんかい)

注目→興味→連想→欲望→比較検討→信頼→行動→満足

コンビニエンスストア(CVS)

多くの店舗が24時間営業で,近隣住民の利便性にこたえる品揃えを持つ。POSシステムにより、売れ筋商品を的確につかみ死に筋商品を排除する。FC方式で、本部の経営指導のもと店舗数の拡大を図る。

在庫管理

在庫リスクをなるべく低く抑えながら、欠品によるサービスレベルの低下を防ぐため、絶えず在庫量の調整を行なうこと。

商品の3要素 (しょうひんの3ようそ)

1.一次品質【機能性】 2.二次品質【感性へのフィット感】 3.三次品質【流行・ブランド・社会的価値】

スーパーセンター(SuC)

広大な面積の売場(多くの場合ワンフロア)と駐車場スペースを持ち、集中レジによる一括会計を行なう。商品ジャンルは多岐にわたり、必要なものは概ね何でも揃う。
 日本での例:イオンスーパーセンター 海外での例:ウォルマート・ストアーズ

スーパーバイザー

小売業の場合→仕入れ担当者。 コンビニエンスストアの場合→本部に所属し、店舗の指導・監督を行なう担当者。

スーパーマーケット(SM)

食料品を主とした商品郡をセルフサービスで提供する小売業態。のセントラルバイイング(本部による商品の大量一括購入)で仕入れの低コスト化を、ローコストオペレーションと生鮮食料品、加工食品の特売イメージによる大量販売を行なう。また、セルフ販売方式と集中レジによる人的コスト削減を図る。

関連: ゼネラルマーチャンダイズストア ハイパーマーケット ネットスーパー

ゼネラルマーチャンダイズストア(GMS / General merchandise store)

SMとの違いは、食品以外の品揃えが50%以上であるということ。SMは一般的に食品が70%を超える食料品スーパーのこと。

関連: スーパーマーケット

専門品 (せんもんひん)

価格が高く、購入頻度が低く、購入決定まで専門家などのアドバイスを必要とするもの。

関連: 最寄品 買回品

チェーンオペレーション

チェーン本部の主導によって、全体の商品仕入れ、プロモーション、要員、財務などを一括で管理する経営システム。各店舗は販売・営業などに特化することにより、組織全体の経営効率を図ることができる。コストを抑えた運営が可能になるため、ローコストオペレーションとも言われる。

関連: ドミナント出店

チャネル

 コミュニケーション・チャネル=テレビや新聞、雑誌、WEBサイト、チラシ、電話などなど、ターゲットとなる顧客に製品やサービスを認知してもらうための情報発信/受信を行うチャネル。
 流通チャネル=卸売業者、小売業者、流通業者など商品やサービスが生産されてから消費者に届くまでの経路のこと。
 販売チャネル=販路

ディープディスカウントストア

 同じ機能の商品を一般チェーンストアの6割以下、ディスカウントストアの8割以下で販売するもの。

導線(動線)

対象を誘導する道筋のこと。 客動線→顧客が店舗内で移動していく道筋

ドミナント出店

 一定の地域に集中して店舗を設けることで、その地域の同業他社に対して優位性を打ち出す出店戦略のこと。きめこまやかなコンサルティングやチェーンオペレーションによって、物流効率・知名度・広告効率・商圏シェア向上などのメリットがある。

関連: チェーンオペレーション

ドラッグストア(DgS)

医薬品や日用品を中心とした品揃えの商品を、セルフサービスで提供する小売業態。最近は薬剤師の確保が困難になってきており、また規制緩和による一般小売店の参入脅威が懸念されている。セルフメディケーションニーズへの医薬品販売対応もドラッグストアの特徴のひとつ。

ナショナルチェーン

全国に複数の店舗を展開しているもののうち、複数の地域でドミナント出店を行っているもののこと。ふたつ以上のリージョナルチェーンを持っているもの。

関連: リージョナルチェーン

ナショナルブランド(NB)商品

メーカーが商品に付与するブランドのこと。品質への高い信頼がある反面、小売店側での価格設定に制限があるなど不利な点もある。

ネットスーパー

Webサイトで注文を受け、即日もしくは翌日に既存店舗から個人宅へ商品を配送してくれるインターネット上のスーパーマーケット。

関連: スーパーマーケット

ハイパーマーケット

大規模ディスカウントストア。GMSとの違いは、GMSが決められた売場ごとに会計を済ますのに対し、ハイパーマーケットは、すべての商品をひとつのレジで会計できる。

関連: ゼネラルマーチャンダイズストア スーパーマーケット

ファーストフード

特にコンビニではFFと略される。おでん、中華まん、フライドチキンなど、カウンターで販売されすぐに提供できる温かい商品の総称。

フライヤー

1.チラシのこと。 2.コンビニでFFを揚げるための調理機器のこと。

プライスゾーン/プライスライン

特定の商品の下限価格と上限価格の範囲のこと。また、ゾーンの中の価格をプライス・ラインという。

プライベートブランド(PB)商品

、特定の小売業者が商品を企画し、生産をメーカーに委託することで生まれる、特定の小売店の専用商品。ナショナルブランド(NB)商品の対義語。日本語では自主企画商品とも

プラノグラム

売場活性化を意図して、商品の配置面積や配置方法を決める計画(棚割り計画)のこと。Plan + Diagramからの造語。

不良在庫

需要がない・不良品・欠陥品などの理由により、経済的な商品価値のない在庫品のこと。

POSシステム(販売時点情報管理)

店舗で商品を販売するごとに商品単品単位で情報を記録するシステムのこと。緻密な在庫・受発注管理ができ、個々のデータをマーケティングに活かすことができる。

ホームセンター

主として生活用品や住宅設備に関する商品を広い敷地で販売する量販店。

パワーセンター

大型ディスカウント店(カテゴリーキラー)が集まってできたショッピングセンターのこと。

関連: カテゴリーキラー

ホールセールクラブ

会員である個人消費者を対象に卸価格で商品販売を行なう小売業態。

マーケットイン

企業が商品開発・生産・販売活動を行ううえで、事前に顧客ニーズを理解して、売れるものだけを売れる数量だけ提供していこうという事業活動の考え方。プロダクトアウトの対義語。

マネキン販売

スーパーでの試食販売等、をおこなう、販売手法のひとつ。マネキンとは商品のデモンストレータ兼販売員のこと。

マーチャンダイザー

消費者の欲求・要求に適う商品を、適切な数量や価格等で提供するための活動を行なう職種。流行や市場の動きを常に観察しながら、「どんな物が売れるのか」を予測し、それに沿った商品を作り出して適切なタイミングで提供する。流通業のマーチャンダイザーはバイヤーとも呼ばれる。

ミステリーショッパー

一般客と同じように店舗を訪問し、接客を受けることで店舗のサービスレベルを調査し、企業活動の改善に役立てるための情報を集める覆面調査員のこと。

最寄品 (もよりひん)

購買頻度が高く、労力をかけずに購入する食品や日用品など。

関連: 買回品 専門品

リージョナルチェーン

特定の地域だけに、地域密着型で行なうチェーン展開のこと。

関連: ナショナルチェーン