この夏に購入予定の家電は「液晶テレビ」がトップ、
店頭の実機が購入に最も影響を与える情報となっている。

~この夏に購入を検討している家電に関する自主調査~

2010年7月5日

マーケティング支援の株式会社ドゥ・ハウス(港区 代表:稲垣佳伸)は、全国の20歳以上を対象に「この夏に購入を検討している家電に関する調査」を実施しました。夏のボーナスで購入予定(購入済み)の家電について調査しています。

調査手法はインターネットリサーチ。調査期間は2010年6月4日(金)~6月7日(月)。有効回答数は468名から得られました。

調査概要
  • 調査手法  :インターネットリサーチ:(myアンケート)
  • 調査地域  :全国
  • 調査対象  :20代以上の男女
    今年の夏に「家電」の購入を検討している方(または、既にボーナス払いなどで購入した方
  • 調査票     :家電に関するアンケート
  • 調査期間  :2010年6月4日(金)~6月7日(月)
  • 有効回答数:468
        20代        30代        40代        50代    60代以上
       男性        42     39     46     67    87
       女性        29     29     42     45    42
  • ※世代の定義としては株式会社ジェイ・エム・アール生活総合研究所を利用しています。
     世代の定義詳細は:こちら(PDFファイル)をご覧ください。
調査結果トピックス
  • この夏に購入を検討している家電TOP3は、「液晶テレビ」、「ノートPC」、「ブルーレイレコーダー」。
  • 「液晶テレビ」を検討している理由は、「地デジ対策」。「2台目(サブ)テレビの買い替え」という声も多数。
  • 「液晶テレビ」「プラズマテレビ」「ブルーレイレコーダー」検討者の場合、約6割が店頭で実機に接触している。
  • 男性は「WEB」、女性は「店頭での情報」を重視して商品を決めている。
  • 購入までに店頭に足を運ぶ回数は、「2回程度」。
  • 購入上限金額が高いのは、【団塊世代】。低いのは、【断層ジュニア】。

1.  この夏に購入を検討している家電は、「液晶テレビ」がトップ。特に、【既婚男性】での購入意向が高い。


この夏に購入を検討している家電では、「液晶テレビ」がトップ。次いで、「ノートPC」(22.9%)、「ブルーレイレコーダー」(20.7%)が続く。上位10位のうち、白物家電は、「サイクロン掃除機」のみとなっている。

「液晶テレビ」、「ブルーレイレコーダー」などのAV機器では、男性の購入意向が高い。特に、「液晶テレビ」については、【既婚男性】の購入意向が高くなっている。また、「ブルーレイレコーダー」については、【既婚女性】の購入意向が低い点が特徴的。

全般的に、女性に比べ、男性の方がこの夏の家電購入意向が高い。唯一、女性の購入意向が高めなのは「コンパクトデジタルカメラ」となっている。


2.   液晶テレビは、サブで使用するテレビの地デジ対策として、買い替え段階に。
      同時にブルーレイレコーダーもセット買い。


商品購入検討の理由についてみると、「液晶テレビ」については、地デジ対策が主な理由となっている。リビングなどメインのテレビは既に地デジ対応済みだが、他の部屋にあるテレビや実家のテレビはまだという声も目立ち、「サブ」で使用するテレビの地デジ対策という段階にある様子が見受けられる。また、テレビの買い替えにあわせ、「ブルーレイレコーダー」の購入を検討しているという声も目立つ。

また、「コンパクトデジタルカメラ」に関しては、現所有カメラから性能の高い最新機種への買い換えを検討している人が多いが、【既婚女性】では初めての購入という人も目立つ。一方、「デジタル一眼カメラ」に関しては、コンパクトデジタルカメラ所有者がよりこだわった写真を撮りたいということで購入を検討しているケースが多い。

< 主な購入理由 >

■液晶テレビ
・地上波デジタルに対応しなければならないので。(多数)
・すでにメインのTVは地デジ対応にしたが、サブのTV(もう少し小さいもの)を地デジにしたいと思っている。(39歳既婚女性)
・残っているアナログテレビと入れ替えのため。(49歳既婚男性)
・実家に地デジ対応のテレビがないため。(27歳未婚女性)
・エコポイントの有るうちに。(50歳既婚男性)
・大画面のテレビがほしいので。(36歳未婚男性)
・今のはアナログなので、W杯もあるから。(52歳未婚女性)

■ノートパソコン
・今のPCが古くなった、動作が遅い、調子が悪くなったので。(多数)
・主人のパソコンを普段は使っているので、そろそろ自分のパソコンが欲しいと思って。(43歳既婚女性)
・ビジネスにもバリバリ使える、軽量かつ大容量のものが一台欲しいので。(24歳既婚男性)
・Windows7にかえたいから。(37歳既婚男性)

■ブルーレイレコーダー
・液晶テレビを買うとブルーレイレコーダーも欲しくなるため。(43歳既婚男性)
・3D対応テレビに合わせて一緒に買いたい。(40歳既婚女性)
・地デジ対応のTVではないので一気に地デジ対応にしようと思っているから。(42歳未婚男性)
・現在使用中のDVDレコーダーがハイビジョン対応でないので。(52歳未婚男性)
・リビングにはすでにあって、別の部屋でも使いたいために買い増し。(34歳既婚女性)
・価格が落ち着いてきたことでの地デジを意識しての録画機器の買い増し。(53歳既婚男性)

■デスクトップパソコン
・今のPCが古くなった、動作が遅い、調子が悪くなったので。(多数)
・現在使用しているPCのOS(WindowsXP)をWindows7にバージョンアップするよりもPCの使用年数から考えて、買い替え(買い増し)した方が得策と考えた為。(53歳既婚男性)

■コンパクトデジタルカメラ
・まだ現在所有しているものは使えるが画素数の多いもの、最近の進歩した性能、画像のきれいなものが欲しい。(63歳既婚女性)
・現在のデジカメの性能があまり良くない。ブレが多い。(23歳未婚女性)
・昔のもので画素数が低い。HPなどにアップするためにもう少し良いものの購入を考えている。(39歳既婚女性)
・まだデジカメを持っていないし、友達から送られてくる写真を見て自分も欲しくなったから。(47歳既婚女性)

■デジタル一眼カメラ
・コンパクトデジカメしか所有していないため、本格的なカメラもほしいから。(34歳未婚男性)
・コンパクトデジカメを持っているが、こだわった写真を撮りたい。(63歳既婚男性)
・コンパクトデジカメに飽きてきたので。(63歳既婚男性)
・宮崎あおいちゃんのCMに触発されて。(23歳未婚女性)


3.  「ブルーレイレコーダー」、「プラズマテレビ」、「液晶テレビ」検討者は、店頭での実機接触が高い。


欲しい家電についての情報は、どこで得ているのだろうか。検討している家電によって、情報入手経路にも違いが見られる。 「価格比較サイトやネットの口コミ」への接触が高いカテゴリーは、「ブルーレイレコーダー」、「コンパクトデジタルカメラ」、「サイクロン掃除機」、「音楽プレーヤー」であり、ネット上の評判が気にされているカテゴリーとなっている。

一方、「実際に家電量販店などで見る実物」が高いカテゴリーは、「ブルーレイレコーダー」、「プラズマテレビ」、「液晶テレビ」などのAV機器。AV機器は、画面の大きさや画質などを実際に自分の目で見て確かめたいという気持ちから、店頭で実物が確認されていると考えられる。また、「液晶テレビ」については、「家電量販店などのチラシ」を閲覧している割合も高く、価格チェックや特価品を狙う様子も見受けられる。

また、「コンパクトデジタルカメラ」検討者がネット上の評判を気にしているのに対し、「デジタル一眼カメラ」検討者の場合は、「メーカーのホームページ」への接触が高くなっている。メーカーホームページの充実度が、商品選びにも影響するカテゴリーと言えそうである。


4.  男性は、WEB重視。女性は、店頭重視。


購入意向の最も高い「液晶テレビ」の購入に最も影響を与える情報を男女別でみると、【男性】では「メーカーのホームページ」や「価格比較サイトやネットのクチコミ」が高く、WEBの情報が重視されている。一方、【女性】では「実際に家電量販店などでみる実物」、「家電量販店などで聞く店員の話」が高く、店頭での情報が重視されている。


5.  【新人類】を境に分かれる「店頭重視派」と「ネット重視派」 


液晶テレビの購入に最も影響を与える情報を世代別でみると、【新人類】以前の世代では「店頭の実機や店員の話」が重視される傾向にある。一方、【新人類】より後の世代では、「価格比較サイトやネットのクチコミ」の影響度が大きい。



6.  購入までに店頭に足を運ぶ回数は、「2回程度」という人が中心。


購入までに店頭に足を運ぶ回数についてみると、ほとんどのカテゴリーで「2回程度」店頭に行くという人が多数を占めている。その中でも、比較的、店頭に足を運ぶ回数が少ない「即決」商品は、「サイクロン掃除機」、「デジタルカメラ」、「音楽プレイヤー」であり、約3割の人が「1回程度」で購入を決める予定と答えている。

一方、「ブルーレイレコーダー」、「HDD内臓型DVDプレイヤー」では、「1回程度」で購入予定の人は2割未満となっている。また、「プラズマテレビ」に関しては、「3回程度」が3割を超え、価格も高いこともあり、購入検討に時間がかかる商品であることが伺える。


7.  悩まず決める【団塊ジュニア】、【団塊世代】、【戦後世代】。


購入までに店頭に足を運ぶ回数は、属性別によって違いがあるのだろうか。購入意向の最も高い「液晶テレビ」についてみると、男女別では、男性の方が購入を早く決める傾向が見受けられる。

また世代別でみると、【団塊ジュニア】、【団塊世代】、【戦後世代】では、「2回以内」で購入を決める人が6割を超え、他世代に比べ、決定までのプロセスが短い。特に、【団塊世代】、【戦後世代】では、「1回程度」で購入という人が約3割を占めている。


8.  経済的にゆとりのある【団塊世代】、シビアな【断層ジュニア】。


各カテゴリーの上限金額について、男女別で見ると、【男性】の方が上限金額を高く設定している傾向が見られる。世代別では、【団塊世代】ではほとんどのカテゴリーで全体平均を上回り、経済的なゆとりが伺える。一方、【断層ジュニア】では、多くのカテゴリーで平均を大きく下回っており、価格に対してシビアであると考えられる。

■リサーチャーコメント


カテゴリーによる違いはありますが、約6~8割の人が購入決定までに2回以上店頭に足を運んでいます。1度目に来店したときと2度目に来店したときでは、チェックするポイントや求める情報は違うはずです。また、同じカテゴリーでも、世代によって違いも見られました。【断層ジュニア】、【新人類】では、店頭に足を運ぶ回数が多く、インターネットの情報、店頭での実機接触の双方が参考にされています。誰に、何を伝えていくか、商品のターゲットにあわせ、売場づくりをしていくことが重要になると思います。

かく言う私は断層ジュニアにあたるのですが、やはり即決はなかなかしません。家電量販店での買物の場合、店員さんとの相性も大きく影響します。次回は、家電量販店の接客評価についてのリリースを企画中ですのでご期待くださいませ。(藤巻)

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